昨日、細田守監督の
バケモノの子を見た
誰も頼れる人がいなかったから
自己流で強くならざるをえなかったバケモノと
そのバケモノと二人の大人に大切に育てられた主人公
闇に取り込まれてしまうライバルに対し
自分だって人に恵まれていなければ
同じ道を歩んだかもしれない
あの姿はもう一人の自分だから
もう一人の自分と決着をつけなければいけない
と考える姿は、しみいるものがあった
僕たちは生きながら様々な人と出会う
その中には嫌いな人、嫌な人もいる
でも嫌い、嫌な人と思うのは、
自分の嫌な面と響き合うからなのかもしれない
できることは限られているけれど
思いやりとやさしさを持って
生きていけたらと思う